世界のワインのコラム

家飲みで春を感じるロゼワイン

飲食業界でもイベントやパーティーが軒並みキャンセルとなり、自粛ムードが高まっています。でも、春はもうすぐそこまで来ています!こんな時には「家のみ」で春を感じる「ロゼ」ワインを楽しみませんか?

この何年か「世界的なロゼワインブーム」が巻き起こっているのをご存じでしょうか。日本では「ロゼ」ワインというと「甘口」のイメージがあり、なかなか売れないアイテムでしたが、フランス、アメリカ、イギリスを中心に、世界のロゼワイン消費量は10年以上上昇し続けており、フランスではワインの売上の30%がロゼという報告がされています。

欧米では、ロゼワインは「夏の定番ワイン」として日常的に飲まれています。特にフランスでは、ロゼワインというと「ヴァカンスワイン」つまり「人生を楽しむワイン」として消費量は増加し、2018年のレポートではフランス人の1人あたりの消費量は年間21.6本(日本人のワイン全体の年間消費量は1人4本)に相当します。アメリカでは、ロゼワインの美しい色合いから、幼い頃からデジタルやSNSに触れて育った今の若い世代に、人気が高まっているということです。

ロゼワインの魅力とは

●なんといっても美しい色合い!華やかなピンク色が食卓を彩ります。

●白ワインの爽やかさと、赤ワインのボリュームを併せ持つ「軽すぎず、重すぎない」味わいで、乾杯からメインのお料理まで通してお楽しみいただけます。

●食のトレンドである、軽やかな料理(和食など)にも合わせやすく、万能なワインといえます。特に暖かくなる春から夏にかけてお勧めのワインです。家の中でも、屋外やピクニックなどでもお楽しみください。

ポントヴィーニョのお勧めロゼワイン

【ポルトガル】

◆ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ / ペリキータ ロゼ

鮮やかなサーモンピンクが印象的な、爽やかでフルーティーなロゼ。よく冷やしてワインだけでも、またサラダやパスタ、和食や中華等、軽いお食事と、何にでも気軽に合わせてお楽しみいただけるワインです。

ー> ペリキータ ロゼ

◆キンタ・ドス・ロケス / キンタ・ダス・マイアス マイアス ロゼ
オーガニック栽培されたブドウから造られるロゼ。淡いピンクが美しく、カシスやチェリーの香りがあり、フレッシュでオーガニックらしい「ピュア」な印象を感じます。10℃くらいに冷やして、クリアで繊細な味わいを実感していただきたいワイン!すっきりとした味わいが、アペリティフ(前菜)やシーフード、白身の魚料理とよく合います。

ー> キンタ・ダス・マイアス マイアス ロゼ

【ニュージーランド】

◆ヴィラマリア / プライベートビン ロゼ

ボルドー品種で定評のある、ニュージーランド ホークスベイのメルロー種主体のロゼで、可愛いサーモンピンクがキュートなロゼ!イチゴなどの赤い果実の風味豊かな口当たり、後味は辛口ですっきり。果実風味が感じられるしっかりとした味わいなので、特にスモークサーモンや魚介料理、鶏などの白身の肉料理と相性が良く、冷やして屋外で楽しむのにぴったりのロゼワインです。

ー> プライベートビン ロゼ

【日本】

◆シャトー酒折ワイナリー / マスカットベリーA クレーレ i-vines vineyard

酒折最高の赤ワイン「キュヴェ・イケガワ」を産する畑で、早期に収穫したブドウから造られるロゼワイン。淡いピンク色で、イチゴやベリーA特有のキャンディー香が穏やかに広がり、軽やかで優しい果実味が心地よく続きます。和食はもちろん、中華料理や焼肉などのアジアン料理など、幅広い料理とお楽しみいただけます。

ー> マスカットベリーA クレーレ i-vines vineyard

桜色の「ロゼワイン」を添えた晴れやかなシーンで、一足早く春の気分をお楽しみください。